明日があるさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ22件目 / 全54件次へ »
ブログ

メガキャリア三社(海運三銘柄)は年内に下がる

X メガキャリア三社(海運三銘柄)はNEOというコンテナ船の共同運航会社からの配当金が利益の90%を占めていますが、現在の株価は2年前の10倍という
バブルです。

これはコロナによる米国西海岸の港湾荷役労働者が 感染を嫌がって就業しないところにバイデン政権が半年間も生活保護を与えたため「遊んで暮らす」方を選んだため「物流の隘路」というものが発生したからです。

そのため荷物の荷揚げが出来ずコンテナ船が沖待ちのために港に約200隻滞船しているのです。

だから世界の港を航行することのできる船の絶対数が今だけ減少しているのです。

しかも、これを船腹需要の恒久的増大と錯覚した世界中の船主が大量にコンテナ船を注文し、その累積隻数は1000隻とも噂されています。

日本のすべての造船所はもとより中国や韓国、ポーランドの全部の造船所が受注残を2~3年先の竣工分まで抱えています。

したがい、港湾労働者の生活保護が切れれば彼らは嫌々ながらも就業に戻り、コンテナカーゴも、コンテナ船もはけていき、新造船がそこに参加すると船腹の供給過剰は目に見えています。

お互いの船主がこれを知らないという情報の非対称性というものが、20年前に倒産した三光汽船が倒産の直前に建造した250隻の3万DWT級のドライバイルカーの市場投入による市況の暴落を惹起しました。


今回もそうなると読みます。


売建て(カラ売り)の返済は6か月なので、もう少し上がれば売建て(カラ売り)です。X
1件のコメントがあります
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。