万が一にもデフォルトとなると世界経済にリーマン・ショックをはるかに上回る混乱が生じる。
消費税増税を決め、景気の腰折れ懸念が浮上した日本経済にとっても最悪のシナリオとなりかねない。
8日の東京株式市場は反発した。日経平均株価の終値は、前日比41円29銭高の1万3894円61銭。
円相場の動きを受けて、午前は一時1万3700円台まで下落したが、午後は1万3900円台を回復する場面もあった。
大きな懸念材料は為替の円高だ。8日午前の東京外国為替市場の円相場は、約2カ月ぶりの円高水準となる1ドル=96円台半ばから後半にかけて取引された。そして戦時債券は現在は積み上がっている。