18日の米国株式相場は3営業日ぶりに反発。ダウ工業株30種平均は前日比151ドル17セント高の8424ドル75セント、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は1.22ポイント高の1483.27で終えた。市場予想を上回る業績を発表したパソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)やホームセンター大手ホーム・デポが買われ、相場を押し上げた。 HPやホーム・デポの業績を手掛かりに、ダウ平均は上げ幅が200ドルを上回る場面もあった。しかしアナリストが厳しい業績見通しを示したシティグループをはじめ、景気・業績不安を背景に金融株が軟調。液晶表示装置(LCD)用ガラス需要の低迷を背景に業績見通しを取り下げたガラス大手コーニングが売られ、ハイテク株の一角も売られた。全米住宅建設業協会(NAHB)の11月の住宅市場指数が過去最低を更新したこともあり、ダウ平均は午後に一時170ドル近く下げた。