投資歴20年のmasaさんのブログ
ダウ平均は失速、ナスダックは大幅安、10年債利回り2.1%台
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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3月15日 火曜日
米国株について
ダウ平均は1ドル高の32945ドルで取引終了。
午前中は買い先行で450ドルほど上昇しますが、その後は右肩下がり。午後は前日値付近で揉み合いました。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 0.00%
ナスダック 2.04%安
S&P500指数 0.74%安
〇ダウ構成銘柄の動向
16銘柄が上昇、14銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
アメリカン・エキスプレス 2.91%高
トラベラーズ 1.99%高
ビザ 1.84%高
コカ・コーラ 1.84%高
スリーエム 1.79%高
下落率の高い順
ナイキ 4.13%安
インテル 3.12%安
アップル 2.66%安
シェブロン 2.45%安
セールスフォース 2.42%安
〇ウクライナとロシアの協議は15日に再開
これまでの協議は全て決裂。民間人が避難する間の停戦合意もロシア軍が攻撃するなど、実行されないこともあり。キエフ総攻撃への時間が迫る中、協議されるとの速報で急転。
停戦への期待が高まり、欧州市場は概ね上昇。その後、技術的な問題で15日まで中断と報じられるも堅調に推移。その流れを継いで、ダウ平均は午前中に450ドルほど上昇しますが、これまでのような決裂への警戒感もあることから、高値を付けた後は右肩下がり。前日値まで下げると、それ以上に売り込まれることは無く揉み合いました。
〇原油価格急落でインフレ懸念後退
一時、1バレル99ドルと100ドルを割り込むところがありました。終値は102ドルで6.70%安。原油はガソリンだけではなく、多くの原材料になっていることから、商品価格の上昇につながります。価格が上昇すれば個人消費が低下、売れないと作る量が低下、作らないから人が不要で失業者が増加・・・負の連鎖。
原油価格の低下はインフレ懸念の後退につながり、株買い材料になりました(買いは続いておりませんが)。一方で、これまでの原油高で買われていたエネルギー関連株が下落。業種別でも、突出した下落率で最下位。
〇長期金利が急上昇
10年債利回りが2.1%台まで上昇。これは2019年7月以来、2年8か月ぶりの高水準。
金利の上昇を嫌気したハイテク売りで、ハイテク比率の高いナスダックは2%を超える大幅安になりました。11業種でも、エネルギーの次に大きく下げています。
一方で、金利上昇の恩恵を受ける金融株は総じて高い。
業種別では上昇率トップになっています。
〇協議の結果待ち
これまでより、停戦に向けて前向きな話が出ているとの報道もあり(停戦なら株式相場にプラス材料なので)、ダウ平均は前日値まで下げた後、それ以上に売り込まれることなく揉み合いました。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は32500ドルで、上値は33500ドルになると考えています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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