第8章 成長への戦略『電池の覇者』


電池の覇者 EVの命運を決する戦い | 佐藤 登 著 「第8章 成長への戦略」の要点、所感などのブログ記事です。

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第8章 成長への戦略『電池の覇者 EVの命運を決する戦い』を読んで - 令和の未来カエルのブログ 

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リチウムイオン電池の次世代電池といわれる全固体電池の開発状況もふれています
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全固体電池の実現が意味するところは、電池部材のサプライチェーンを大きく変えることになる。正極系と負極系はともかくとしても、三菱ケミカルや宇部興産が事業展開している電解液、そこに電解質を供給する森田化学工業やステラケミファ、さらには旭化成や東レ、住友化学、宇部興産が優良事業として推進しているセパレーターが不要になる。

とは言え、足元でのリチウムイオン電池の需要は高まる一方である。それが証拠に、セパレーター各社は日本や韓国で大々的な投資拡大を図ってきた。すなわち、長期的視点では全固体電池の実現がビジネスリスクとして向き合うことになっている反面、ビジネスチャンスとしての現状の需要拡大は、大きな原動力となっているのも事実だ。
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まさに、全固体電池の開発、普及は、電池産業のゲームチェンジとなりそうです。

 
参考銘柄
三菱ケミカル 宇部興産 ステラケミファ 旭化成 東レ 住友化学 WSCOPE

4188 4208 4109 3407 3402 4005 6619

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