自律反発狙いの買いもあったが、全体的にはまだ下げ止まらない

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -184.74 @32,632.64, NASDAQ -35.42 @12,795.55, S&P500 -30.39 @4,170.70)。ドル円為替レートは115円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄が886に対して、下落銘柄は1,209となった。騰落レシオは83.82%。東証1部の売買代金は3兆2731億円。

TOPIX -1 @1,759
日経平均 -73円 @24,718円

日経平均は3営業日連続で大きく急落していたため、前場は自律反発狙いの買いが優勢で反発していた。しかし、ウクライナ危機の出口がまだ見えて来ないため、積極的に買う動きは乏しく、次第に売りが優勢となり、安値を更新した。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日に続き長い上ひげを引いた陰線で安値を更新した。まだ下げ止まりの兆候は見えないが、安くなるほど期待リターンが高まるので次第に潜在的な買い需要は増えてくる。株価を深く押し下げている根本原因であるロシアによるウクライナ軍事侵攻が峠を越すまでは買い上がろうとする動きはなかなか出てこないだろう。

33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、電気・ガス(1位)、海運(2位)、精密機器(3位)、医薬品(4位)、サービス(5位)となった。

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