雇用や賃金が減少する中で、物価の上昇が発生して、貨幣や、預貯金
の実質価値まで低下するので、生活が苦しくなる状況を表しています。
スタグフレーションが起きる原因は、一時産品(原油や穀物など)の
価格が、景気とは関係のない理由で、上がってしまう為に発生すると
言われています。
また、戦争や、災害の影響で「需要に対する供給が間に合わなくなる」
と、物価が上がるだけではなく、企業の生産活動にも悪影響を与えて、
失業率アップにも、繋がる可能性が高くなります。
新年度を見据えた現在の経済環境とは、正にスタグフレーションには
入っても、可笑しくは無い状況と思われます。
スタグフレーションを回避するには、どの様な政策が重要になるのか
に関しては、長い説明になるので省略して、又の機会に書いて見たい
とは思いますが・・・
ポイントとは「需要>供給」の状態になると、スタグフレーションが
起きる一因ともなるので、生産性を上げて、供給を増やす対策などが
求められます。
つまり、原油の高騰が続けば、原油に変わる新たなエネルギーの開発
や、様々な基礎研究に基づいた新製品の開発が、極めて重要な経済の
創出を生み出して行きます。
現在の米国経済が極めて強い要因には、長く続けた金融緩和の貸出し
資金を活用した新たな成長産業を育てたので「GAFA」と呼ばれる
新たな新産業企業が誕生して、好景気を牽引した経緯があります。
しかし、残念なのは日本を含む他の国々では、様々な基礎研究による
知的財産権を活用した上でのグローバルなグロース企業が、育っては
いないので、好景気を牽引していると胸を張れる国々は、残念ながら
殆どありません。
C国経済の台頭でも、米国での知的財産権を活用したビジネスを利用
した経済活動に依存していたのが実情で、知的権利の争いから、経済
戦争にも発展したとも言えるんですよ!
以上を踏まえて、今後の世界経済の流れには、スタグフレーションが、
始まっても、冷静な行動(ビジネスも、投資でも)が出来る準備等も
大切なんですよ!
自分自身への様々なスキルアップや、給与以外での収入源を確保する
投資の運用は「現代社会の常識になって行く」と思われます。
投資教育を怠った日本人だけが、先進国の中では、最も遅れた投資の
後進国になっている事を自覚して、楽しく学びながら、経済激変にも
動じない方々が、豊かさを享受して行ける要点かと考えられます。
これで「投資運用戦術シリーズ」は、完結でぇ~す!
アハハハ!!
今後の投資運用に伴う、ご参考まで。
アハハハ!!!