チャート形は、週明け来週の下向を示している。反発の兆しは出ていない。
ファンド等投資部門には「株価指数は12％下落すると20％落ちる可能性が上がり、20％下落するとその相場は終わる」という経験則がある。経験則がクリーンヒットする可能性が大になってきた。
チャートとニュースの関係は、今回も歴史通りだ。
チャートが強い時に悪材料が出たとする。それはそれ、これはこれ、みたいな都合良い解釈が出てきたりして、しらんまに無かったことになり、悪材料もフェイドアウト。
チャートが悪化を始めると、悪材料が出てくる出てくる。何度も上に上がれないことを確かめるように、ガンガン天井で打たれては落ち、打たれては落ち。悪材料は継続。
そして、株価指数が高値から約12％ダウンすると、株価は同系統の悪材料に、何度も下向きに強く反応する。株価下落のスパイラルが発生する確率が爆上がりだ。
でね、チャートが悪化して、株価下落のスパイラルに入ると、ありえんだろう！ な超絶最悪な株価をおりこみに行く。
理論上の、計算上の、斜め上をいく下げを、行き過ぎて下値をタタキに行く。チャートは、上にも下にも行きすぎる。
おそらく今回は、下に行きすぎるところまでやる。そしてそれがどこなのかは、終わってみないとわからない。
だから、短期トレードをやる人は、どうなったらどう動くか、見込み違いだったらどう逃げるか。想定と違う動きになったとき、とりかえるシナリオと替える条件を準備しておくとか、
超長期の人なんかは、買い増し行動○％ダウンごとに○円分買う計画。なんかをあらかじめ決めておき、決めたとおりに動けるかどうかで、後々が変わってくるように思う。
今、あっちの、スクリーンセイバーと待ち受けと、トイレの貼紙は
「自分が決めたルールを忘れない」
になっている。
