TOPIX -37 @1,860
日経平均 -452円 @26,393円
欧米諸国の対ロシア経済制裁が強化されるに連れて、世界景気や企業境石に対する悪影響がより心配されるようになり、株式相場を押し下げた。世界中で展開する自動車株およびその関連銘柄が売られた。株を売って得た資金は債券の方へ流入して米長期金利は低下した。すると、利ザヤが悪化すると見られた保険や銀行が売られた。反対に、鉱業や石油・石炭、非鉄金属株は買われた。このようなことを背景に日経平均は一時500円超下げた。
日経平均の日足チャートを見ると、下向きの25日移動平均線に弾き返されるように大きくギャップダウンして下げた。現在、下値支持線として意識される2月24日安値@25,775円の底堅さが試されている。
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、輸送用機器(2位)、保険(3位)、ガラス・土石(4位)、空運(5位)となった。