1番底の1月27日安値@26,044円を下抜けるかどうか

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大きく続落した(DJIA -232.85 @34,079.18, NASDAQ -168.65 @13,548.07, S&P500 -31.39 @4,348.87)。ドル円為替レートは114円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が290に対して、下落銘柄数は1,815となった。騰落レシオは93.21%。東証1部の売買代金は2兆7093億円。

TOPIX -30 @1,881
日経平均 -461円 @26,450円

ロシアのプーチン大統領が親ロシア派が実効支配するウクライナ東部の2地域を独立国家として承認すると宣言し、当該地域にロシア軍を派遣するよう国防省に指示した。ウクライナ情勢のさらなる緊迫化を受けて、本日の日本株全般は続落した。日経平均は4日続落し、下げ幅は一時600円を超えた。

日経平均の日足チャートを見ると、ギャップダウンして始まり、そこからさらに下げたがやがて切り返して長い下ひげを引いた短陰線、つまり、「たくり線」となった。安値圏での「たくり線」は反発の兆しとされる。しかし、チャートが示す経験則によるサインは強力な株価材料によって吹き飛ばされることも珍しくない。チャートはあくまで「結果」であり、「原因」ではないからである。ここまで下げてくると、注目すべきは現在までのところ1番底と見る1月27日安値@26,044円を下抜けるかどうかである。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、ゴム製品(2位)、ガラス・土石(3位)、保険(4位)、輸送用機器(5位)となった。

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