TOPIX -7 @1,924
日経平均 -111円 @27,122円
一旦警戒感が後退していたウクライナ危機だが、2月17日にバイデン米大統領がロシアによるウクライナ侵攻が数日以内に始まる可能性が非常に高いと言及したため、米国株式相場は大きく下落した。この流れを受けて、本日の日経平均は一時400円以上下落した。しかし、ロシアがウクライナに侵攻しないことを条件にブリンケン米国務長官が来週にもロシアのラブロフ外相と会談する見通しとなったと報道されると、日経平均は切り返し始めて下げ幅を縮小して終えた。
日経平均の日足チャートを見ると、2月15日の2番底@26,724円目前まで下げたが、その後切り返して上下にひげを引いた陽線で終えた。今は2点底を形成して上放れできるかどうかの瀬戸際にある。
33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、ゴム製品(2位)、空運(3位)、銀行(4位)、石油・石炭(5位)となった。