短期トレーダーの長期推理

唯我さん
唯我さん
2022.02.14


 株式市場に大きな影響を与える国の、長期の動きを推理してみる。

 長期の株価指数を推理する手がかりは、3つ3つの6つだ。

 最初の3つ。

  1.金利

  2.金融の方向性

  3.人口と経済

 低金利で、金融緩和、人口増加の条件が揃うと、その国の株価は上昇する。逆だと下落する。

直近ではアメリカ2009年から2021年の上昇にあたる。この間、全アメリカに投資するタイプのインデックス投資なら、買ってほっといたらいい感じになっていた。

 潮目が変わるだろう2022年は、3月から利上げと金融引締めに舵がきられる。
 上昇条件の2つが消えるから、指標に下向き圧力がかかると推理する。

 

 次の3つが、その国が世界中でどの程度ハバをきかせるのかを教えてくれる。大国の三大条件といわれるものだ。

世界でハバをきかせりゃ、株価は上がる。

  1. 軍事力

  2. 経済力
  3. 人口

 ぶっちゃけ力と金と数だ。


 国連は今後の世界人口推計をだしている。人口増減と経済力増減はほぼ正比例する。

 国の人口が増える、増えれば経済力が強くなる、経済力と軍事力は正比例というのが、ほとんどの国のありようだ。

 

アメリカは今後も人口が増える。ということは、超長期でみれば、アメリカ指数は下落しても上昇中の中の調整下落だ。どっかで株価を反転上昇させて下落前の高値を抜いてくるだろう。


中国は急激な人口減だ。

2016年と2021年を比べたら、出生数4割ダウン。たった数年で4割ダウン。少子化凄すぎ。

人口を見る限り、中国はどっかでコケてくる。イケイケドンドンやってたブイブイいわせられる時代は、あと2年程度で終焉だ。


そして、あと2年もすれば人口世界イチになるインド。

 現人口世界イチの中国を2024年に抜いて、2050年には中国より3億人多くなる。
 次にくるのは、インドだ。


 ちなみに日本だが。日本は、軍事が普通の国じゃなく、人口減の高齢化拡大で、経済停滞中。世界3位の経済大国っていっても、きかせるハバが無い。

 だから、今回の株価上昇過程でも、アメ株のようには上がらなかった。そんなふうに思う。

 


 さて、この推理だが、数年後、10年後、20年後、どの程度的をえていたのか、かすりもしなかったのか、楽しみだったりする。
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