株式市場に大きな影響を与える国の、長期の動きを推理してみる。
長期の株価指数を推理する手がかりは、3つ3つの6つだ。
最初の3つ。
1.金利
2.金融の方向性3.人口と経済
直近ではアメリカ2009年から2021年の上昇にあたる。この間、全アメリカに投資するタイプのインデックス投資なら、買ってほっといたらいい感じになっていた。
次の3つが、その国が世界中でどの程度ハバをきかせるのかを教えてくれる。大国の三大条件といわれるものだ。
世界でハバをきかせりゃ、株価は上がる。
1. 軍事力
ぶっちゃけ力と金と数だ。
国連は今後の世界人口推計をだしている。人口増減と経済力増減はほぼ正比例する。
国の人口が増える、増えれば経済力が強くなる、経済力と軍事力は正比例というのが、ほとんどの国のありようだ。
アメリカは今後も人口が増える。ということは、超長期でみれば、アメリカ指数は下落しても上昇中の中の調整下落だ。どっかで株価を反転上昇させて下落前の高値を抜いてくるだろう。
中国は急激な人口減だ。
2016年と2021年を比べたら、出生数4割ダウン。たった数年で4割ダウン。少子化凄すぎ。
人口を見る限り、中国はどっかでコケてくる。イケイケドンドンやってたブイブイいわせられる時代は、あと2年程度で終焉だ。
そして、あと2年もすれば人口世界イチになるインド。
ちなみに日本だが。日本は、軍事が普通の国じゃなく、人口減の高齢化拡大で、経済停滞中。世界3位の経済大国っていっても、きかせるハバが無い。
だから、今回の株価上昇過程でも、アメ株のようには上がらなかった。そんなふうに思う。