10月米小売売上高2.8%減、過去最大の下げ率

kuma_kuroiwaさん
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 米商務省が14日発表した10月の小売売上高(季節調整済み)は3637億ドル(約34兆5500億円)で、前月比2.8%減り、統計を始めた1992年以降で最大の下げ率を記録した。市場予測の平均(約1.9%減)も下回り、四カ月連続で減少した。金融危機を受けた実体経済の悪化が鮮明になり、年末商戦への懸念が強まっている。 変動の大きい自動車・部品を除いたベースでは2.2%減少。デパートの売り上げは1.3%減った。消費の抑制が富裕層にまで広がり、高級百貨店の落ち込みが目立つ。家電も2.3%減と、前月(1.8%減)に比べて下げ率が拡大した。販売不振から家電量販店二位のサーキット・シティが経営破綻したほか、最大手のベスト・バイも業績予想を下方修正した。
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