25日移動平均線の傾きが持つ「重力」の影響を受けている

優利加さん
優利加さん
昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +305.28 @35,768.06, NASDAQ +295.91 @14,490.37, S&P500 +65.64 @4,887.18)。ドル円為替レートは115円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,447に対して、下落銘柄数は636となった。騰落レシオは95.15%。東証1部の売買代金は3兆4508億円。

TOPIX +10 @1,963
日経平均 +116円 @27,696円

米国株式相場が続伸したことを受けて、本日の日本株全般は上げる銘柄が多く、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。しかし、さらに上げる買い材料が乏しく上値は重かった。また、日本時間の今夜発表される1月の米消費者物価指数(CPI)の結果次第では、FRBが金融政策をより引き締める可能性が高くなるため、上値追いに慎重になったようだ。さらに、日本は明日から3連休となるため、その分だけますます慎重になった。

日経平均の日足チャートを見ると、下向きの25日移動平均線の上に浮上はしたが、陰線で終えた。25日移動平均線の傾きが持つ「重力」の影響を受けている。完全に上放れすると移動平均線の傾きは上向きに転じ、この下方向の「重力」から解放される。

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、建設(1位)、電気機器(2位)、不動産(3位)、化学(4位)、繊維(5位)となった。

優利加さんのブログ一覧