ほぼ想定通りの自然な調整

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +224.09 @35,629.33, NASDAQ +71.55 @14,417.55, S&P500 +42.84 @4,589.38)。ドル円為替レートは114円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が625に対して、下落銘柄数は1,469となった。騰落レシオは97.08%。東証1部の売買代金は3兆3546億円。

TOPIX -17 @1,920
日経平均 -292円 @27,241円

日本株は昨日までに4連騰して日経平均は1,300円ほど急反発していたので、ある程度の調整は自然である。メタプラットフォームズ(旧フェイスブック)が決算発表を行い、2022年1~3月期の売上見通しが市場予想を下回ったため、株価は時間外取引で23%も急落した。これにより米国のハイテク株全体がまた調整するとの懸念が高まった。これを受けて日本のハイテク株も売りが優勢となった。ソニーGは今期の営業益を上方修正したが、株価は6%超下げた。

日経平均の日足チャートを見ると、短陰線で下げたが、これくらいは自然な調整の範囲である。まだ下向きの10日移動平均線の上に留まっており、リズム的には後数日間の小幅調整があってもおかしくない。

33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、ゴム製品(1位)、パルプ・紙(2位)、石油・石炭(3位)、輸送用機器(4位)、鉱業(5位)となった。

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