ソニーグループ、第3四半期決算は営業益19.7%増の1兆0637億円 映画分野大幅増益、ゲームもPS5採算改善や販管費抑制などで増益に
ソニーグループは、この日(2月2日)、2022年3月期の第3四半期の連結決算(IFRS)を発表し、売上高及び金融ビジネス収入7兆6575億2700万円(前年同期比13.2%増)、営業利益1兆0637億1000万円(同19.7%増)、税引前利益1兆0278億7800万円(同7.5%増)、最終利益7710億9600万円(同19.9%減)だった。
・売上高及び金融ビジネス収入:7兆6575億2700万円(同13.2%増)
・営業利益:1兆0637億1000万円(同19.7%増)
・税引前利益:1兆0278億7800万円(同7.5%増)
・最終利益:7710億9600万円(同19.9%減)
大幅増収増益となったが、映画分野とイメージセンサー分野が大幅増益となったことに加えて、ゲーム分野も増益となったため、としている。ゲーム分野では、ハードウェアと周辺機器、自社制作ソフトの販売減などが発生したが、プレイステーション5の採算改善、販管費の減少、為替などがプラスに働いた、としている。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)
・売上高:8133億円(同7.9%減)
・営業利益:929億円(同14.9%増)
■音楽
・売上高:2959億円(同11.9%増)
・営業利益:551億円(同6.7%減)
■映画
・売上高:4612億円(同141.2%増)
・営業利益:1494億円(同635.9%増)
■エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)
・売上高:6869億円(同1.7%減)
・営業利益:800億円(同22.6%減)
■イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)
・売上高:3248億円(同21.6%増)
・営業利益:647億円(同25.8%増)
■金融
・売上高:4713億円(同11.4%増)
・営業利益:352億円(同11.7%減)
■2022年3月通期の見通し
続く2022年3月通期の業績については、売上高及び金融ビジネス収入9兆9000億円(前期比10.0%増)、営業利益1兆2000億円(同25.6%増)、税引前利益1兆1550億円(同15.7%増)、最終利益8600億円(同16.5%減)を見込む。
・売上高及び金融ビジネス収入:9兆9000億円(同10.0%増)
・営業利益:1兆2000億円(同25.6%増)
・税引前利益:1兆1550億円(同15.7%増)
・最終利益:8600億円(同16.5%減)