昨夜のNY、GLOBEXとも乱高下、結局急落して終わった。
序盤は前夜の反省が感じられたが、結局週末要因やサミットの結果待ちで終わったか?
米国小売売上高の減少幅が統計を取り始めた1992年以降で最悪の落ち込みになったらしい。米国の消費支出の減少は影響度が大きく警戒が必要だ。
金融サミットが始まったが「ドルは基軸通貨でない」など今回の金融危機の本質と離れた自国本位の主張が多く報道されており結果に期待が持てない。今必要なのは「信用市場の回復」でありそのための現状把握が大事だと思うのだが・・・
サミットに経済界の首脳(優秀な経営者)も加えるべきと思う。
株価のトレンドを見ると、昨年の6月以降25日線を下回る展開が続いている。25日線に絡むこともあるが、いつも絡んだあと急落につながっている。今回も同じになるか分からないが、下げる可能性の方が高いと思っている。
実体経済の悪化は株価に織り込んだと言われるが、次から次へと想像を超えた悪い指標が発表される。
まだ織り込んでいないと考えたほうが良さそうだ。
来週そして12月も厳しい相場が続く。シートベルトやエアバックなど重装備をして臨みたい。