ウクライナ情勢の影響が大きい欧州市場に対する警戒感

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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1月25日 火曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、457円安の27131円で取引終了。
前場は下げて寄り付いた後も右肩下がり。後場は14時に700円安まで売られますが、引けにかけて下げ幅縮小。

〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆1569億円、出来高は13億2031万株。
値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は1832、変わらずは62銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
2業種が上昇、31業種が下落
上昇率の高い順
電気・ガス、食料品

下落率の高い順
海運、サービス、その他金融、機械、精密機器

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は48、値下がり銘柄数は174、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
(2269)明治HD 2.52%高
(9433)KDDI 2.10%高
(2002)日清製粉G本社 1.75%高
(2871)ニチレイ 1.74%高
(7751)キヤノン 1.73%高

下落率の高い順
(5631)日本製鋼所 8.80%安
(6098)リクルートHD 7.56%安
(4755)楽天G 7.48%安
(9107)川崎汽船 6.88%安
(9104)商船三井 6.07%安

〇欧州投資家による損失補てんの売り
イギリス(FTSE) 2.63%安
ドイツ(DAX) 3.80%安
フランス(CAC) 3.97%安

暴落している米国株と日増しに悪化するウクライナ情勢への警戒感から、欧州市場は全面大幅安。主要3市場も大幅安ですが、米国株は1000ドルを超える下げ幅からプラス引け。これを織込んでいない為、欧州株の大幅安から感じるほどの日本株売り圧力は無いと考えていました。明日の米国株が堅調なら、欧州株は大きく戻すかもしれません。但し、ウクライナ情勢による影響が大きいので、米国株の戻りだけで判断できないのが歯がゆいところ。

本日の日経平均は、米国株の記録的な戻しによるプラス影響で反発を予想していましたが、結果は大幅安で大きくハズレ。欧州投資家からの売り圧力と、それを警戒した売りが重なったことで下げ幅を拡大させたと思いました。

〇ディフェンシブ(内需)関連が底固い
外部環境の影響を受けやすい外需関連株に売りが膨らみ、下げ幅も大きくなりました。一方で、外部の影響を受けにくいディフェンシブ関連が比較的底固く推移。

〇27000円で押し目買い
27000円から27500円の間が下値の壁。その下限で大きな節目でもある27000円が強い下値抵抗になっており、下げ渋り&押し目買いで下げ幅縮小。

安値では698円安の26890円まで売られましたが、終値は27131円となり27000円を割り込まず。

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