14日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発。大引けは前日比223円75銭(2.72%)高の8462円39銭だった。13日の米株式相場が週初からの下落基調の反動で大幅上昇したうえ、外国為替市場で円相場が前日夕に比べ下落したことを好感し、買いが広がった。日経平均が前日までの3日間で842円下落していた反動もあり、自律反発狙いの買いも入りやすかった。14日から米ワシントンで開催するG20緊急首脳会合(金融サミット)を控え、各国政府・金融当局による政策支援への期待が景気の悪化懸念を和らげ、買い安心感を誘った面もある。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反発。