こんばんわ、美愛さん。

貨幣乗数を引き上げて、国内に眠っている資金を動かすと言う
考えは、考えられなくも無いのですが・・・
貨幣乗数、つまり信用乗数は経済全体の「マネーストック」が、
日銀の供給する資金量であり「マネタリーベース」の何倍かを
示す比率なので、マネーストックをマネタリーベースで割って
算出しますよねぇ~
日銀が、マネタリーベースを増加させれば、マネーストックも
増加しますが、一方ではマネタリーベースが、一定であっても、
預金準備率が引き下げられると、マネーストックは増加をして、
景気に対する刺激効果が発生致します。
要は「金融政策の舵取り」で、日銀の金融政策には「貨幣上場
(信用上場)」を上げる政策に変更した場合は、下記の内容が
考えられると思いまぁ~す!
貨幣乗数=(現金預金比率+1)/(現金預金比率+預金準備率)
ですから、現金預金比率や、預金準備を活かした時には、貨幣
乗数は上昇します。
現金預金比率は、家計や、企業が預金の何倍を保有するのかを
表し、これが低下するのは相対的に現金より、預金で多く保有
する事を意味しています。
預金準備率は、商業銀行が預金のうち、どれだけの割合を貸し
付けに回さず手許に準備しておくかと表すので、これが低下を
するのは貸付を積極的に行うことも、意味しています。
つまり家計・企業の資金が預金として、銀行に流れて、更には
その貨幣が貸付として再び家計・企業に回ると言う具合に資金
循環が活発になれば、貨幣乗数は上昇致します。
投資や、企業の設備投資に資金が回ると言う事になりますねぇ~
問題なのは、新たなビジネスの開発や、設備の投資を実施する
スキルが企業にあるのかが問われているのかも知れません。
それが出来る企業が、投資の新たな選定先と言っても、良いの
アハハハ
ご参考まで。