ストリートアナリストさんのブログ
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相場の行方
四季報の読み方セミナーで、最後に今後の相場の行方について、講師の田北浩章さんより説明がありました。
米国の住宅価格が3割下がると、4兆ドルの損失が出る。そのうち1.3兆ドルは金融機関が処理しなければならず、このためにあちこちで金融機関が破綻している。しかし、この処理はだいぶメドがついてきた。
問題は残りの2.7兆ドルで、これは米国のローン保有者が消費を切り詰めて返済しなければならない。このため米国消費は今後5年にわたって低迷する。株式相場も米国消費低迷を受けてあと1年は低迷するだろう。
この話が皆さん一番真剣に聴いていました。
ただ、私の見方は少し違います。
現在は金融機関が処理すべき額がどれくらいで、どの程度まで処理が進んだのか、危機が起きたときにどう政府は対処するのかが見えない、”不安相場”になっています。
処理の状況、対処方法など、方向性が見えてくれば不安相場は一気に解消し、大きく反転すると見ています。
もちろん、大型倒産はこれからも発生し、株価が下落することもあるかと思いますが、先行きがだいぶ見えてきたことで、特に日本株は、株価の底を打ったと見てもよいのではないかと思います。
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日本株は底をうったかしら?短気な私にしては、辛抱して静観しているのですが・・
ところで話それますが(オバチャンくさくてごめんなさい)ヘルパーとして訪問する先でストーブを使い始めている方が多かったです。
朝晩かなり冷え込みます。
私は超短期なので、もう待てない..というのがホントのところです。
たぶん、多くの方がまだまだ下がると予測されていると思います。悪材料はこれからもたくさん出そうですし。
でも、みんなが底を打った!と思ったときはすでに爆上げしてしまった後ではないかと思います。
そうなると、怖いけれども今から買っておくほうがいいかな、と信じ込んで買い進めています。
横浜も、今夜はだいぶ涼しくなってきました。おなか出して寝て風邪引かないように気をつけなきゃ♪
今回のリーマン、AIGで分かったとおり、倒産の連鎖が起こる可能性もあることですし。
1社大きなところが破綻すれば、その債権や取引相手への打撃は免れません。
ただ、これだけ不安材料が満載だと、逆に買う側としてはやりやすいですね。
>どの程度まで処理が進んだのか、危機が起きたときにどう政府は対処するのかが見えない、”不安相場”になっています。
確かに!
←ほんと「確かに」ボタンってほしいんですよね!(笑)
大きく反転してくるとビビッてしまいますが、、、(^^ゞ
じわじわでも本来の価値を形成してほしいなぁ
と思う今日この頃ですm(__)m
最近は相場が大きく揺れているのは、不安相場だからだと思います。
リーマンやAIGの対応から、今後の破綻や危機に対してどう対処するのかといったガイドラインや対処法が見えてきたように感じます。
今後の破綻に対する不安は継続するかと思いますが、意図しない連鎖破綻から金融大恐慌になる不安は解消されたと考えています。
というわけで、今は買いのチャンスだと見ています。
今の相場は、先が見えない不安と、この先の景気低迷の2つが織り込まれているように感じます。
このうち先の見えない不安が解消するだけでも、相当反発すると思います。
私も、ここが本来の価値だと思っています。