投資歴20年のmasaさんのブログ

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ブログ

素人投資家の株日記

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ブログ(株日記)の文章はネットに公開してからも2~3度読み直し、訂正を繰り返しております。その後、完成してからホームページ上「素人投資家の挑戦」内にて更新のお知らせをさせて頂きます。よって、訂正を繰り返している間に読まれますと、完成したものと大きく違う場合がありますので、更新を確認されてからお読み下さいませ。
又、「勉強できる買付」などの更新情報も、ホームページ上で行っておりますので定期的にご確認いただければありがたく思います。

お知らせ
私が書いているこのブログが、廣済堂出版 『 ネットマネー 7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー 』 にて、紹介されました。
内容はホームページ 「 素人投資家の挑戦 」 上段をご覧下さいませ。
月刊誌なので、1ヵ月に1人。1年で12人しか紹介されませんので、とてもありがたいことだと思っております。


7月11日 金曜日

本日の日経平均は、前日比27円安の13039円となりました。
米国株は81ドル高。

「米国株について」
化学大手によるM&Aや、小売各社の既存店売上が市場予想を上回ったことが買い材料となりました。また、インテルのCEOが景気後退の影響は受けておらず海外での需要は好調だとお話されたことも好感されていたようです。しかし、原油価格の上昇や政府系住宅金融大手への悪材料が売り要因となり、100ドル近く上昇するも一時はマイナスに転じるなど乱高下する1日になっています。

ディスカウントストア大手のウォルマートが発表した既存店売上が市場予想を大きく上回ったことや、主要小売各社(37社)の既存店売上も予想を上回ったことが好感されました。しかし、戻し減税の効果によるものであることから先行きの売り上げに不安が残り、株価への影響は小さなものになりました。
政府系住宅金融大手2社に対する評価損拡大懸念から、2社の株価は大きく下落。それに伴い金融市場への不安が拡大することになったのですが、ポールソン財務長官が議会発言で「資本は十分にある」と経営不安説を否定されたことで、やや落ち着きを取り戻す展開になっています。ただ、財務長官が「経営不安説の火消し」をされたことで、安心感につながると同時に「そこまで悪い状況なのか」という不安も残したように考えられます。
ここ最近は投資銀行に対する悪材料が出続けていた為、政府系住宅金融大手に対する不安がやや後退していたのですが、こちらは住宅と金融の両方を脅かす(景気に直撃する大きな影響力)危険があり最も注視しなければいけないものになります。セントルイス連銀の総裁が「政府系住宅金融は破綻している」と発言されていることもあり、今後の動向には注視しておかなければいけないと思っています。

政府系住宅金融大手2社の株価は大きな下落になっていますが、相場全体を見れば上昇傾向にありました。このことからも、財務長官のお話が安心感につながったと考えられ今のところは不安視する必要はないと思っています。
(注)
日本時間のお昼に、ニューヨークタイムズが「この2社の財務がこれ以上悪化した場合には、国有化することが検討されている」と報じています。これは安心感につながる好材料となります。

100ドルほどの上昇になっていた状況が一変したのは、原油価格の急騰です。昨日、イランがミサイルを試射したことで(日本時間のお昼)地政学リスクの高まりから原油価格が上昇したのですが、その後は売り優勢となり上昇前の水準に戻していたことから、米国株への影響は少ないように思えました。ところが取引時間中に5ドル近い急騰となり同時に株価も急落、100ドルほどの上昇が一気にマイナスへ転じることになりました。
日本時間の夜に、イランが2回目のミサイル試射というニュースが流れました。ただ、原油の急騰は日本時間の深夜でありズレがあることから地政学リスクの高まりに関連付けることはできませんが、何らかの影響があった可能性はあると思います。今後もミサイル試射などの情勢悪化が進むようであれば、原油価格の上昇は続くと考えられますので注視しておかなければいけないと思っています。

一時はマイナスに転じるも、そこから80ドルの上昇になった背景には、株日記に書いておりましたように「原油価格の高値更新まで幅がある下げ」と「高値を更新しない頭打ち」の範囲内であることが大きく作用していると思っています。今の範囲で収まり続ければ、本日のように大きく売られても買い戻される展開になるのではないでしょうか。ただ、こちらに関しても上記しておりますように、情勢悪化が進むようであれば原油価格の高値更新は十分にありえますし、仮にそうなれば株価にとって大きなマイナス要因となりますので注意が必要です。

(チャートでみた場合)
日中の動きだけを見ればマイナスに転じかねない危険な相場でしたが、原油価格の急騰による下げでも買い戻されていることから、本日に限れば強い相場だったと感じました。昨日に書いておりました「包み線」に対する不安は杞憂に終わり一安心です。また、杞憂に終わったことがチャートでみる最大の材料だったように思えます。
注意しなければいけないことは、安値が少しずつ切り下がっている部分です。目先の下値は11000ドルを想定していますので、下げることに不安はありませんが少し気にしておくことが大切だと思います。下値11000ドルを考える根拠は6月27日の株日記にてチャートを利用した説明をしています。

「日本株について」
米国株が大幅高になるも、SQ値が13155円と高かったことで上値の重さが意識されて急落、一時は100円を超える下げ幅になっていました。その後、少しずつ上昇する中で大口の買いが入り急上昇。前場は小幅安となりました。後場に入ると一気に急落、前場の安値を割り込み再び100円を超える下げ幅になりますが、政府系住宅金融大手2社の国有化をニューヨークタイムズが報じたことをきっかけに急騰、100円安から100円高まで200円もの急上昇になりました。その後は再び売りが優勢となり、結局は小幅安になっています。

本日は、政府系住宅金融大手2社の国有化というニュースに助けられたような相場展開となりました。後場寄りから急落していた為、この材料がなければ更に下げ幅を拡大させていたのではないでしょうか。但し、こういった類の上昇には注意しなければいけません。ニュースによって米国株の上昇を期待した先回り買い(週末の米国株が上昇すれば、週明けの日本株も上昇する)になっている為、もしも米国株が下げて終えるようなことになれば、失望売りから本日に買われた分だけ下げるかもしれません。
結果は小幅安になっていますが、用心しなければいけない相場は続いていると思います。













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