ストリートアナリストさんのブログ

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外国株への投資は、その経済のポテンシャルに着目するべきか?

みんかぶの右上にある、東洋証券の広告、良くできていますね。
東洋証券がアジア投資に力を入れていて、投資しやすい環境を提供していることが分かります。

中国のポテンシャルとして、市場規模が大きく普及率が低い状況や、新興国のGDP成長率が質問形式で出ています。

しかし良くできた内容には、反論したくなるもの。

実は私は海外株投資は止めてしまいました。一時期は資産の3割以上が海外株でしたが、全て売却しました。

その理由は、今どうなっていてこれからどうなるか予測できないからです。

日本株であれば、国内消費がどうなっているか、JALやモラトリアム法案など、普段意識しなくても情報が入ってきます。
また、みんかぶに出没すると、個人投資家がどう考えているかも、ある程度分かります。
私のルールとして、自分が情報を取りやすい、得意分野で勝負することに決めていますので、私の能力では海外の情報まで取れないのです。

また、東洋証券のCMのコピーとして、「外国株への投資は、その経済のポテンシャルに着目するべきだ」というのがあります。

しかし、新興国の経済成長率と、新興国の株価指数には、見事といっていいほど相関がありません。これだけ見ると、経済成長と株価は何の関係もないと言っていいくらいです。
これには反論が多々あるでしょうが、事実そうなのだから仕方ありません。
株価をみると、バブルが膨らんで弾けてを繰り返しており、どんなに長期投資で挑んでも、バブルの山で投資すると、リターンを得るのは難しいでしょう。

私がコピーを作るならば、「新興国への投資は、バブルの山と谷に着目するべきだ」となります。

今後、海外株に投資する際は、バブルが弾けて悲惨な株価になったときに買い出動!となるかもしれません。
2件のコメントがあります
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    みやまな鉄砲長さん
    2009/10/17 11:22
    こんにちはーストアナさん

    >私のルールとして、自分が情報を取りやすい、得意分野で勝負することに決めていますので、私の能力では海外の情報まで取れないのです。

    ふむ!それは、やはりストアナさん自身が自分の得意や

    「ここまで」

    をきっちり線引きできているからだと思いますよ(*^^)v

    「ポテンシャル」ってのも
    実際はどのくらいなのかわからないですからねぇ、、、
    逆のポテンシャルも潜んでいると思いますし!

    >私がコピーを作るならば、「新興国への投資は、バブルの山と谷に着目するべきだ」となります。

    (≧∇≦)ъ ナイス!
  • イメージ
    鉄砲長さん、こんばんは。

    やっぱり相場の世界に踏み込むと、自分なりの分析ができない世界へは、恐くて投資できないというのが本音です。

    得意分野でも、負けないのが精一杯なのに、知らない分野への投資で仮に成功しても、運が良かっただけになってしまいます。

    新興国のバブルは、まだ7合目くらいでしょうか。頂上まで行ってから落ちるのが分かっていれば投資する可能性もあるのですが、世界中に爆弾がばらまかれているので、いつ転げ落ちるのか分からない状況だと思っています。
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