太洋物産、前期売上を14％上方修正

　太洋物産 <9941> [東証Ｓ] が10月12日大引け後(18:00)に業績修正を発表。22年9月期の売上高(非連結)を従来予想の184億円→210億円(前の期は164億円)に14.3％上方修正し、増収率が12.1％増→28.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の売上高も従来予想の83.4億円→109億円(前年同期は86.5億円)に31.6％増額し、一転して26.8％増収計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の主要事業である鶏肉の輸入販売におきまして、国内需要の増加及び販売単価の高い水準での推移が当初の想定よりも長期間に渡って継続したことにより、販売数量・販売単価ともに当社の予想を大幅に上回ることとなりました。その結果、2022年９月期における売上高は、2022年２月10日に公表いたしました予想値を約2,633百万円上回る見込みとなりました。　なお、急激な為替変動とそれに伴う原材料等の価格及び物流経費の高騰が重なり、現在、費用の集計及び将来の見積もりを伴う事項の検討を進めておりますが、現時点では集計及び検討作業の途中段階にあり、合理的な予想値を算出することが困難であることから、営業利益、経常利益、当期純利益及び１株当たり当期純利益につきましては一旦「未定」とし、合理的な予想値の算出が可能となった段階で速やかに開示することといたします。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により異なる場合があります。