吉野家ＨＤが反発、はなまるうどんの積極出店など寄与し８月中間期営業利益は２．３倍

　吉野家ホールディングス<9861.T>が反発。前週末６日の取引終了後に発表した第２四半期累計（３～８月）連結決算が、売上高９７６億８９００万円（前年同期比４．５％増）、営業利益２１億３６００万円（同２．３倍）、純利益１２億９０００万円（同１８．０％減）と大幅営業増益となったことが好感されている。

　吉野家事業で、冷凍牛丼の具などを販売する外販事業が伸長したほか、「豚スタミナ丼」「沖縄タコライス」などの新商品を積極的に導入したことが寄与した。また、はなまるうどんを新規に２８店舗出店したことや、ステーキ店を展開する子会社アークミールの採算が改善したことも利益を押し上げた。なお、純利益は前期に固定資産売却益を計上した反動で２ケタ減益となっている。

　１８年２月期通期業績予想は、売上高２０２０億円（前期比７．１％増）、営業利益４４億円（同２．４倍）、純利益２１億円（同６８．２％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）