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ベネッセホールディングスのニュース
法務省の少年院等の修学支援事業にベネッセグループのICT プラットフォーム「Classi」を提供 全国の少年院・少年刑務所・刑務所など41施設で展開
社会復帰に向けて高等学校卒業程度認定試験合格を目指す少年等と指導者に対して、ICT プラットフォームを通した学力向上支援と指導ノウハウ共有で貢献
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林 仁、以下:ベネッセ)は、2024年5月より 、全国の少年院・少年刑務所・刑務所など41施設に対して、グループの学校向け事業で展開するICT プラットフォーム「Classi」の提供をスタートしました。
法務省では、円滑な社会復帰に向けた修学支援施策として、少年院等における高等学校卒業程度認定試験の指導体制の強化をすすめています。しかし、少年院等の支援の現場は一般的な学習環境とは異なり、入院・入所の時期や期間が個々人によって異なることから、長期的かつ継続的な学習環境が整えにくい、少年等の個々の学習レベル差がある、指導は指導者個々に委ねられ指導の負荷のみならず各施設で内容や知見に違いがある、といった課題がありました。
これらの課題解決に向け、少年等の個々人にあわせた個別最適な学びの提供と、各施設の指導者の指導方法向上を支援するために、全国の少年院(29 庁対象/2024年11月現在)のほか、少年刑務所・刑務所などの計41施設でClassiが導入されました。また、その際、ベネッセの高等学校向けアセスメント「基礎力診断テスト」の活用もご提案し、施策の効果を高めていただくことにも取り組んでいます。本取り組みは2024年度の修学支援事業として各地で進めています。
ベネッセでは、入所者が学力を身につけ、進路や就労の選択の幅を広げるという、社会的な意義の大きな本事業に対して、引き続き自社の事業リソースを活用して貢献してまいります。
■ベネッセコーポレーションの本事業担当者よりコメント
導入から半年ほどがたち、施設での活用も徐々に始まっています。
これまでは学齢が様々な少年等に対して個別での指導が難しかったところ、Classiとアセスメント(基礎力診断テスト)を連携して活用することで個々の学力に応じた学習が可能となり、「今まで学校の授業でもbe動詞が何かわからなかったが動画を見て初めて理解ができた」「数学は得意で伸ばしていきたいから目標を高めに設定してみよう」といったお声もいただいています。また、余暇時間でも積極的に取り組む姿も見られるようで、活用度も全国の高等学校と比較してかなり高くなっています。
今後もより良いご支援ができるよう努めてまいります。
■本事業で実現したこと
少年院等の修学支援が抱える課題に対して、ベネッセではグループのリソースを組み合わせた、下図のような指導環境を構築しました。
本事業ICTプラットフォームとして全国で累計210万人の生徒の活用実績(2023年4月時点)を持つ「Classi」を提供し、AIを活用した個別最適な学習内容を入所者ごとに提供したり、指導者が少年等の指導に必要な学習記録や教え方のノウハウなどを共有できる環境を提供しました。さらに、その取り組みにあたって、自社アセスメントを活用して学習の目標設定や到達度を測れるようにするとともに、そのデータに連携できる環境もご提案し、活用いただけるようにしました。
■背景:法務省の少年院等の少年等への修学支援の取り組み
法務省は、少年院等の少年等の社会復帰を支援するためのさまざまな施策のひとつとして、修学支援を行っています。出院後・出所後の進学や就職での選択の幅を広げるにあたって修学支援の重要度は高く、高等学校卒業程度認定試験合格に向けた指導体制が強化されています。直近では、2024年4月より通信制の高校に入学できる制度を、全国すべての少年院に広げることにしたこともニュースになりました。修学支援の課題として、施設内での学習指導の充実や、学びを継続する意欲の継続などがあり、学力試験や学校情報の提供など、民間のリソースを活用した取り組みもおこなわれています。
■Classi(クラッシー)について :https://classi.jp/
Classiは、学校現場で特に重要な「生徒の学習サイクル」、「先生のコーチングサイクル」と「生徒・保護者と先生とのコミュニケーション」の3つのカテゴリーへの支援が可能な総合型プラットフォームです。
アプリケーション内にはAIを活用した学習機能が搭載されており、生徒は目標を達成するための「個別最適な学習」に取り組むことが可能です。ベネッセのアセスメント(ベネッセ総合学力テスト(進研模試)、スタディーサポート、基礎力診断テスト、学力推移調査)と連動し、一人ひとりのベネッセアセスメントの結果に応じたおすすめ問題を独自のAIが出題し、学習効果を最大化します。
また、難易度別課題の配信や生徒情報の蓄積、保護者への開示がスムーズなため、先生方に昨今求められている生徒個人に合わせたコーチングへの負担軽減にも寄与します。
■ベネッセの高等学校向けアセスメント「基礎力診断テスト」について
ベネッセでは、大学・短大進学を目指す全国約45万人(大学入学共通テストの現役受験者人数とほぼ同数)が受験する全国最大規模の模擬試験「進研模試/ベネッセ総合学力テスト」をはじめとして、生徒の学力のみならず、意識・姿勢の変化も可視化する様々なアセスメントを学校現場に提供しています。「基礎力診断テスト」もそのひとつで、義務教育範囲での学習到達度を測るものです。
ベネッセは、測定ツールを、指導成果の点検・生徒の変容の確認・改善点の可視化・次のアクションの検討を行うためのものであると考えています。出題の質の高さ、活用度の高さ、指標の確かさを大切にしているベネッセの測定ツールの活用を通じて、学校でのPDCAサイクルの構築を支援しています。
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林 仁、以下:ベネッセ)は、2024年5月より 、全国の少年院・少年刑務所・刑務所など41施設に対して、グループの学校向け事業で展開するICT プラットフォーム「Classi」の提供をスタートしました。
法務省では、円滑な社会復帰に向けた修学支援施策として、少年院等における高等学校卒業程度認定試験の指導体制の強化をすすめています。しかし、少年院等の支援の現場は一般的な学習環境とは異なり、入院・入所の時期や期間が個々人によって異なることから、長期的かつ継続的な学習環境が整えにくい、少年等の個々の学習レベル差がある、指導は指導者個々に委ねられ指導の負荷のみならず各施設で内容や知見に違いがある、といった課題がありました。
これらの課題解決に向け、少年等の個々人にあわせた個別最適な学びの提供と、各施設の指導者の指導方法向上を支援するために、全国の少年院(29 庁対象/2024年11月現在)のほか、少年刑務所・刑務所などの計41施設でClassiが導入されました。また、その際、ベネッセの高等学校向けアセスメント「基礎力診断テスト」の活用もご提案し、施策の効果を高めていただくことにも取り組んでいます。本取り組みは2024年度の修学支援事業として各地で進めています。
ベネッセでは、入所者が学力を身につけ、進路や就労の選択の幅を広げるという、社会的な意義の大きな本事業に対して、引き続き自社の事業リソースを活用して貢献してまいります。
■ベネッセコーポレーションの本事業担当者よりコメント
導入から半年ほどがたち、施設での活用も徐々に始まっています。
これまでは学齢が様々な少年等に対して個別での指導が難しかったところ、Classiとアセスメント(基礎力診断テスト)を連携して活用することで個々の学力に応じた学習が可能となり、「今まで学校の授業でもbe動詞が何かわからなかったが動画を見て初めて理解ができた」「数学は得意で伸ばしていきたいから目標を高めに設定してみよう」といったお声もいただいています。また、余暇時間でも積極的に取り組む姿も見られるようで、活用度も全国の高等学校と比較してかなり高くなっています。
今後もより良いご支援ができるよう努めてまいります。
■本事業で実現したこと
少年院等の修学支援が抱える課題に対して、ベネッセではグループのリソースを組み合わせた、下図のような指導環境を構築しました。
本事業ICTプラットフォームとして全国で累計210万人の生徒の活用実績(2023年4月時点)を持つ「Classi」を提供し、AIを活用した個別最適な学習内容を入所者ごとに提供したり、指導者が少年等の指導に必要な学習記録や教え方のノウハウなどを共有できる環境を提供しました。さらに、その取り組みにあたって、自社アセスメントを活用して学習の目標設定や到達度を測れるようにするとともに、そのデータに連携できる環境もご提案し、活用いただけるようにしました。
■背景:法務省の少年院等の少年等への修学支援の取り組み
法務省は、少年院等の少年等の社会復帰を支援するためのさまざまな施策のひとつとして、修学支援を行っています。出院後・出所後の進学や就職での選択の幅を広げるにあたって修学支援の重要度は高く、高等学校卒業程度認定試験合格に向けた指導体制が強化されています。直近では、2024年4月より通信制の高校に入学できる制度を、全国すべての少年院に広げることにしたこともニュースになりました。修学支援の課題として、施設内での学習指導の充実や、学びを継続する意欲の継続などがあり、学力試験や学校情報の提供など、民間のリソースを活用した取り組みもおこなわれています。
■Classi(クラッシー)について :https://classi.jp/
Classiは、学校現場で特に重要な「生徒の学習サイクル」、「先生のコーチングサイクル」と「生徒・保護者と先生とのコミュニケーション」の3つのカテゴリーへの支援が可能な総合型プラットフォームです。
アプリケーション内にはAIを活用した学習機能が搭載されており、生徒は目標を達成するための「個別最適な学習」に取り組むことが可能です。ベネッセのアセスメント(ベネッセ総合学力テスト(進研模試)、スタディーサポート、基礎力診断テスト、学力推移調査)と連動し、一人ひとりのベネッセアセスメントの結果に応じたおすすめ問題を独自のAIが出題し、学習効果を最大化します。
また、難易度別課題の配信や生徒情報の蓄積、保護者への開示がスムーズなため、先生方に昨今求められている生徒個人に合わせたコーチングへの負担軽減にも寄与します。
■ベネッセの高等学校向けアセスメント「基礎力診断テスト」について
ベネッセでは、大学・短大進学を目指す全国約45万人(大学入学共通テストの現役受験者人数とほぼ同数)が受験する全国最大規模の模擬試験「進研模試/ベネッセ総合学力テスト」をはじめとして、生徒の学力のみならず、意識・姿勢の変化も可視化する様々なアセスメントを学校現場に提供しています。「基礎力診断テスト」もそのひとつで、義務教育範囲での学習到達度を測るものです。
ベネッセは、測定ツールを、指導成果の点検・生徒の変容の確認・改善点の可視化・次のアクションの検討を行うためのものであると考えています。出題の質の高さ、活用度の高さ、指標の確かさを大切にしているベネッセの測定ツールの活用を通じて、学校でのPDCAサイクルの構築を支援しています。
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