広ガス、今期経常を30％下方修正

　広島ガス <9535> [東証Ｐ] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比24.1％増の20.5億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の43億円→30億円(前期は74.1億円)に30.2％下方修正し、減益率が42.0％減→59.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比83.6％減の9.4億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比97.6％減の800万円に大きく落ち込み、売上営業損益率は前年同期の1.7％→-1.2％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　原料価格、為替水準の動向等を反映して2024年３月期通期の業績予想を修正した結果、売上高および利益について前回発表予想を下回る見込みであります。（参考）原油価格と為替レートの想定　　 今回発表予想の前提：原油価格（JCC）90 $/bbl、為替レート 145 円/$　　 前回発表予想の前提：原油価格（JCC）90 $/bbl、為替レート 135 円/$　　　　 ※ JCC(=Japan Crude Cocktail)とは、全日本に輸入される原油の月間の加重平均入着(CIF)価格であります。　（注）上記予想は、現時点において入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、実際の業績は、今後様々な要因によ　　　　 って予想と異なる場合があります。