サンリツ、今期経常を16％上方修正、配当も5円増額

　サンリツ <9366> が10月29日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.0倍の6.7億円に急拡大し、従来予想の3.8億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.5億円→11億円(前期は5.1億円)に15.8％上方修正し、増益率が83.0％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比22.3％増の4.2億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の32円→37円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の3.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.1％→6.9％に改善した。

株探ニュース