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株式会社三井住友銀行、ispaceの「HAKUTO-R」プログラム初のオフィシャルパートナーに新規参画

配信元:PR TIMES
投稿:2024/11/12 19:47
ミッション名「VENTURE MOON」には未来への新たなチャンスの意を込める


 株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下「ispace」)(証券コード9348)は、株式会社三井住友銀行(東京都千代田区、頭取CEO:福留朗裕、以下「三井住友銀行」)が民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」に初のオフィシャルパートナーとして参画することに合意したことを発表いたします。また、オフィシャルパートナーに与えられる命名権により、ミッション名は新たなチャンスの意を込めて、「VENTURE MOON」とすることを決定しました。
これにより、ispaceのミッション名は、Mission 2 "SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON"となります。

 三井住友銀行は2020年よりコーポレートパートナーとして同プログラムに参画いただいており、このたび、初のオフィシャルパートナーとして参画いただくことで、これまで以上に緊密なパートナーシップを築き、ispaceの描く地球と月の間の空間(シスルナ)での経済圏構築に向けた取り組みを共に推進してまいります。シスルナ経済圏とは、地球と月の間の空間に実現を目指す経済基盤であり、持続可能な社会の実現を支える新たな市場や技術、インフラを含む広範な概念です。

 ispaceは月面および月周回軌道への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供し、三井住友銀行のグローバルな金融ネットワークと、宇宙産業への深い理解を基盤に、民間企業が主導する新たな経済圏の構築を目指します。また、三井住友銀行と共にシスルナ経済圏の形成と持続可能な未来の実現に向けた取り組みを一層強化してまいります。

「HAKUTO-R」ミッション名について
 最速2025年1月に打ち上げを予定しているミッション2は、オフィシャルパートナーとなった三井住友銀行により「VENTURE MOON」というミッション名が贈られ、新たにMission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON“となり、ロゴも同時に初公開されました。


ミッション名に込められた思い
 「VENTURE MOON」のベンチャーという言葉には、チャンスや新たな始まりというニュアンスが含まれており、未来に向けた社会課題解決に取り組む企業を支援する三井住友銀行と、地球と月の間の空間に新たなエコシステムの構築を目指すispaceにとって、共通のコアバリューを表現しています。

 ispaceは、日・米・欧の3法人でそれぞれの地域の文化や多様性を活かしながら、1つの統合的なグローバル企業として宇宙開発を進めています。最速2025年1月に日本法人が主導するミッション2、続いて2026年には米国法人が主導するミッション3を順次実行していく計画です。また、2027年には、現在日本で開発中のシリーズ3ランダー(仮称)を用いたミッション6を予定しています。

株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田武史 コメント
 「これまでもコーポレートパートナーとして、多大なご支援を頂いている三井住友銀行様が、このたびHAKUTO-Rプログラム初のオフィシャルパートナーとして新たに参画いただくことを発表でき、とても嬉しく思います。シスルナ経済圏の構築というビジョン実現のため、経済圏の基盤インフラになる金融機能は重要な要素になります。共に取り組み、新たな社会的価値を創造することで、日本だけではなく世界の未来に貢献していきたいと思います。」

株式会社三井住友銀行 取締役兼副頭取執行役員 金丸宗男様のコメント
 「HAKUTO-R」プログラムにオフィシャルパートナーとして参画させていただくことを大変嬉しく思います。グループとして、持続可能な社会の実現に向けて、未来を見据えた価値創造に積極的に取り組んでいる中、宇宙産業の成長を通じて、次世代のイノベーションと新たな産業基盤の構築に貢献できることを期待しており、未来への挑戦を支えていきたいと考えております。」



株式会社ispace ( https://ispace-inc.com/jpn/ )について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2の打ち上げは最速2025年1月[i]に、ミッション3は2026年[ii]、ミッション6は2027年に[iii]打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。


HAKUTO-R ( https://ispace-inc.com/jpn/m1 )について
 HAKUTO-Rは、ispaceが行うミッション1およびミッション2を総称する、民間月面探査プログラム。独自のランダー(月着陸船)とローバー(月面探査車)を開発して、月面着陸と月面探査の2回のミッションを行う。SpaceXのFalcon 9を使用し、2022年にミッション1(月面着陸ミッション)のランダーの打ち上げを完了。最速2025年1月ivにミッション2(月面探査ミッション)の打ち上げを行う予定。
HAKUTO-Rはオフィシャルパートナーとして株式会社三井住友銀行、コーポレートパートナーとして、日本航空株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、日本特殊陶業株式会社、シチズン時計株式会社、スズキ株式会社、高砂熱学工業株式会社、SMBC日興証券株式会社、Sky株式会社、Epiroc AB、株式会社ジンズ、栗田工業株式会社が参加している。



[i] 2024年11月時点の想定
[ii] 2024年11月時点の想定
[iii] 2024年11月時点の想定
[iv] 2024年11月時点の想定
配信元: PR TIMES
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