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東急のニュース
~本年11月から渋谷区立の小学校やN高等学校・S高等学校で提供開始~
当社は、本年11月から渋谷区立の小学校やN高等学校・S高等学校において、当社の「まちづくり」をテーマとした探究学習の授業支援(以下、本取り組み)を開始します。本取り組みは、当社が1922年の創立以来100年以上に渡って進めてきたまちづくりの歴史やノウハウをもとに授業プログラムを作成し、教育現場に提供するものです。
昨今日本の教育業界では、テクノロジーの進歩や社会情勢の影響を受け、不確実性への対処や多様性への理解を促す教育が必要になり、その手法として「主体的・対話的な深い学び」を実現できる探究学習が求められています。渋谷区では、本年4月から区立の全小中学校で従来の総合的な学習の時間を年間70時間から約150時間に拡大し、毎日午後の時間を探究に充てる取り組みがスタートするなど、教育業界において探究学習を充実させる動きが進んでいます。
当社はこれまで、交通・都市開発・生活サービス一体となった長期視点でのまちづくりを手掛け、お客さまの生活に密着したさまざまな事業を展開してきました。そのまちづくりの歴史をベースに、駅や商業施設、オフィス、多様なサービスなど幅広い事業やノウハウを持つ当社だからこそできるまちづくりのリアルな体験を含んだ授業プログラムを提供します。また、当社グループで幼児教育から高等教育まで幅広い教育・研究活動を展開する東京都市大学グループや、学童保育事業を展開する株式会社東急キッズベースキャンプで培った、日々のさまざまなアクティビティや教育プログラムを通じた「社会につながる人間力=非認知能力」の育成に関するノウハウや知見も本取り組みに活用します。
授業プログラムの基本的な流れは、1.幅広い事業経験を持つ当社社員が講師として「将来、どのようなまちが必要か」といった探究のメインテーマを掲げ、2.まちづくりの基本の考え方や参考事例として当社の取り組みを紹介(インプット)し、3.児童・生徒がチームごとに探究を実践し発表(アウトプット)する予定です。この授業を通して、探究の進め方を学ぶだけでなく、まちづくりに興味を持ち、自分の住んでいる街への愛着心を醸成します。さらに高等学校では、教室内の講義だけではなく、当社が開発した施設を見学するフィールドワークや、当社グループの施設に向けた施策の立案から実行、効果検証までを行うプログラムも提供予定です。より実社会に近いプログラムを実施することで、実際に企業で行われているプロジェクトの進め方や難しさを体感してもらい、今後社会に出る上で必要な力を身に付けることを目指します。
当社は長期経営構想において「ひとづくり」をサステナブル重要テーマの一つとして掲げ、教育、文化、環境活動などを通じた社会におけるひとづくりの推進を通じて、未来に向けた美しい生活環境の創造に取り組んでいます。本取り組みを通じて、次世代を担う児童・生徒たちが予測不能なVUCA(※)時代を明るくしなやかに生き抜き、自分自身で未来を切り開いていく力を身に付けることに貢献します。また、今後は教育現場や児童・生徒からの声をもとに検証を重ね、授業プログラム内容の拡充を進めるとともに、東急線沿線に限らず実施範囲を拡大し、より多くの児童・生徒たちに質の高い探究学習を提供することを目指します。
※Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)
【授業プログラムの基本的な流れ】
■授業プログラム例
■国や自治体の探究学習の推進
文部科学省が定め、全国の学校の教育課程の基準となっている「学習指導要領」は、およそ10年に一度改訂しており、2020年度から始まった新しい学習指導要領は「生きる力」がキーワードとなっています。変化が絶えず予測困難なこれからの社会においても、子どもたちが自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動することを後押しし、「主体的・対話的で深い学び」を通じて「学びに向かう力、人間性」「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力」の三つの力をバランスよく育むことを目指しています。
渋谷区は2024年4月から区立の全小中学校で毎日午後の授業時間を「探究学習」に充て、子どもたちが自ら問いを立て、仲間と協働して新たな価値を創造する学びを実現することを目指しています。
このように、国や自治体において探究学習を推進する動きが強まっており、今後学校教育全体に占める探究学習の割合は多くなることが予想されます。
当社は、本年11月から渋谷区立の小学校やN高等学校・S高等学校において、当社の「まちづくり」をテーマとした探究学習の授業支援(以下、本取り組み)を開始します。本取り組みは、当社が1922年の創立以来100年以上に渡って進めてきたまちづくりの歴史やノウハウをもとに授業プログラムを作成し、教育現場に提供するものです。
昨今日本の教育業界では、テクノロジーの進歩や社会情勢の影響を受け、不確実性への対処や多様性への理解を促す教育が必要になり、その手法として「主体的・対話的な深い学び」を実現できる探究学習が求められています。渋谷区では、本年4月から区立の全小中学校で従来の総合的な学習の時間を年間70時間から約150時間に拡大し、毎日午後の時間を探究に充てる取り組みがスタートするなど、教育業界において探究学習を充実させる動きが進んでいます。
当社はこれまで、交通・都市開発・生活サービス一体となった長期視点でのまちづくりを手掛け、お客さまの生活に密着したさまざまな事業を展開してきました。そのまちづくりの歴史をベースに、駅や商業施設、オフィス、多様なサービスなど幅広い事業やノウハウを持つ当社だからこそできるまちづくりのリアルな体験を含んだ授業プログラムを提供します。また、当社グループで幼児教育から高等教育まで幅広い教育・研究活動を展開する東京都市大学グループや、学童保育事業を展開する株式会社東急キッズベースキャンプで培った、日々のさまざまなアクティビティや教育プログラムを通じた「社会につながる人間力=非認知能力」の育成に関するノウハウや知見も本取り組みに活用します。
授業プログラムの基本的な流れは、1.幅広い事業経験を持つ当社社員が講師として「将来、どのようなまちが必要か」といった探究のメインテーマを掲げ、2.まちづくりの基本の考え方や参考事例として当社の取り組みを紹介(インプット)し、3.児童・生徒がチームごとに探究を実践し発表(アウトプット)する予定です。この授業を通して、探究の進め方を学ぶだけでなく、まちづくりに興味を持ち、自分の住んでいる街への愛着心を醸成します。さらに高等学校では、教室内の講義だけではなく、当社が開発した施設を見学するフィールドワークや、当社グループの施設に向けた施策の立案から実行、効果検証までを行うプログラムも提供予定です。より実社会に近いプログラムを実施することで、実際に企業で行われているプロジェクトの進め方や難しさを体感してもらい、今後社会に出る上で必要な力を身に付けることを目指します。
当社は長期経営構想において「ひとづくり」をサステナブル重要テーマの一つとして掲げ、教育、文化、環境活動などを通じた社会におけるひとづくりの推進を通じて、未来に向けた美しい生活環境の創造に取り組んでいます。本取り組みを通じて、次世代を担う児童・生徒たちが予測不能なVUCA(※)時代を明るくしなやかに生き抜き、自分自身で未来を切り開いていく力を身に付けることに貢献します。また、今後は教育現場や児童・生徒からの声をもとに検証を重ね、授業プログラム内容の拡充を進めるとともに、東急線沿線に限らず実施範囲を拡大し、より多くの児童・生徒たちに質の高い探究学習を提供することを目指します。
※Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)
【授業プログラムの基本的な流れ】
■授業プログラム例
■国や自治体の探究学習の推進
文部科学省が定め、全国の学校の教育課程の基準となっている「学習指導要領」は、およそ10年に一度改訂しており、2020年度から始まった新しい学習指導要領は「生きる力」がキーワードとなっています。変化が絶えず予測困難なこれからの社会においても、子どもたちが自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動することを後押しし、「主体的・対話的で深い学び」を通じて「学びに向かう力、人間性」「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力」の三つの力をバランスよく育むことを目指しています。
渋谷区は2024年4月から区立の全小中学校で毎日午後の授業時間を「探究学習」に充て、子どもたちが自ら問いを立て、仲間と協働して新たな価値を創造する学びを実現することを目指しています。
このように、国や自治体において探究学習を推進する動きが強まっており、今後学校教育全体に占める探究学習の割合は多くなることが予想されます。
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