2009年2月期の連結最終損益が25億円の赤字（前の期は3700万円の黒字）になったと発表した。従来予想は15億円の赤字。消費低迷や商品割引券の廃止などを受け、既存店売り上げが計画を下回った。株式相場の低迷による投資有価証券の評価損や、店舗の減損損失を計上したことも響く。売上高は3％減の353億円。従来予想は368億円だった。利益を圧迫していた商品割引券を昨年9月に廃止したことで客足が遠のき、既存店売上高は5％減に落ち込んだ。営業利益は74％減の1億5000万円と、従来予想（5億円）を下回った。利益を左右する既存店売り上げが想定より落ち込み、人件費削減などのコスト削減で補えなかった。経常利益は95％減の2000万円。従来予想は3億5000万円だった。特別損失として投資有価証券の評価損を5億円近く計上。食材工場で生産性が低下した設備を処分し、固定資産除却損も8400万円発生した。 newsミミ