サンワテクノスが後場下げ幅を拡大、ＦＡ向け販売計画下回り２０年３月期業績予想を下方修正

　サンワテクノス<8137.T>が後場下げ幅を拡大している。午後１時、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を１５００億円から１４００億円（前期比３．７％減）へ、営業利益を３１億円から１２億円（同６４．８％減）へ、純利益を２４億円から１０億円（同６２．０％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　米中貿易摩擦の深刻化が影響し半導体関連業界や産業機械業界が低迷していることをうけて、主力のＦＡ・産業機器業界向けの販売が計画を下回る水準で推移していることが要因としている。

　なお、同時に発表した第１四半期（４～６月）決算は、売上高３１２億９２００万円（前年同期比８．７％減）、営業利益６１００万円（同９３．１％減）、純利益１億２１００万円（同８４．６％減）だった。

出所：minkabuPRESS