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サンワテクノス Research Memo(1):中期経営計画最終年度も順調な進捗が続く

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/14 15:01
■要約

サンワテクノス<8137>は独立系技術商社。電機・電子・機械の3分野にまたがって事業を展開している点と、それを生かした「双方向取引」(顧客メーカーに生産ラインの機器を納入し、そこで生産された製品を仕入れる)の2つの特徴を生かして業容を拡大してきた。近年はエンジニアリング事業とグローバルSCMソリューション事業に注力している。

1. 2019年3月期第2四半期は増収増益で着地。中国リスクの影響は限定的
同社の2019年3月期第2四半期決算は、売上高72,164百万円(前年同期比7.2%増)、経常利益2,312百万円(同18.5%増)と増収増益で着地した。2019年3月期第2四半期は米中貿易摩擦の影響などが懸念されるなかで推移したが、同社は自動車業界向けに電子品等の売上を伸ばしたほか、半導体関連業界やFPD関連業界向けにも順調に売上を拡大した。スマートフォン関連需要の一巡でFA・産業機械等、一部の業界で需要が予想より低調だった影響があったものの、利益については期初予想の水準を確保した。

2. 最終年度を迎えた中期経営計画は順調に進捗。エンジニアリング事業は収益性改善を伴い拡大
2019年3月期は現行中期経営計画『Challenge 1500』の最終年度となる。売上高目標は1年前倒しで達成済みであり2019年3月期は利益目標の必達に向けて取り組んでいる。今中期経営計画では既存事業の拡大に加え、エンジニアリング事業及びグローバルSCM事業の拡大が大きなテーマとなっている。特に注目されるのがエンジニアリング事業で、これは既存3事業部門がそれぞれ有する製品情報・技術情報などを共有・活用し、商材を単品ではなく組み合わせて販売することで付加価値を追求する取り組みを言う。今回開示されたエンジニアリング事業の利益率は同社の狙いどおりに全社平均を上回って推移しており、エンジニアリング事業が収益性改善を伴って順調に成長しつつあることを確認できた。

3. 2019年3月期下期も自動車関連をけん引役に順調な拡大が続く見通し
2019年3月期通期について同社は、売上高150,000百万円(前期比2.2%増)、経常利益4,500百万円(同3.5%増)を予想している。第2四半期決算を踏まえ売上高を引き下げたが経常利益は期初予想を維持している。下期の事業環境は基本的には上期(第2四半期累計期間)と大きくは変わらない見通しだ。上期同様、自動車関連需要、特に安全装備等の車載品向け需要が同社の業績けん引役になると期待される。上期の受注高及び受注残高は過去最高の水準にあり、それも下期の業績面での順調な拡大をサポートするだろう。中国での需要回復が予想より早い見方も一部では出てきている。現状は慎重に見ておくべきと考えるが、それが現実化すれば同社の業績にも追い風となるだろう。

■Key Points
・日本市場では自動車・FPD関連業界向け等に、アジア市場では産業機械業界向けに、それぞれ順調に売上が伸長
・中期経営計画は順調に進捗。2019年3月期は売上高1,500億円、経常利益45億円の必達に取り組む
・最重点で取り組むエンジニアリング事業は、収益性の改善を伴って着実な拡大が続く

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

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配信元: フィスコ
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