キング、今期経常を5％下方修正

　キング <8118> [東証Ｓ] が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.6％増の8.1億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の11.9億円→11.3億円(前期は11.3億円)に5.0％下方修正し、増益率が5.3％増→横ばいに縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.9億円→6.3億円(前年同期は6.6億円)に8.6％減額し、一転して3.5％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.5％減の3.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の15.4％→13.9％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024年3月期通期の業績につきましては、新規事業の業績が想定以上に苦戦を強いられており、当該事業撤退損を含む特別損失130百万円の計上等によって、当期の業績は当初の予想数値を下回る見通しとなりましたので、2024年3月期通期の連結業績予想を修正することといたしました。なお、2024年3月期の期末配当予想につきましては、変更ございません。※上記の予想は、本資料発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。