中央自動車工業 [東証Ｓ] が11月10日後場(14:20)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比50.3％増の55.8億円に拡大し、従来予想の48億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の95億円→110億円(前期は89.6億円)に15.8％上方修正し、増益率が5.9％増→22.7％増に拡大し、従来の9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.1％増の54.1億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の96円→108円(前期は92円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比35.0％増の29.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の22.8％→25.7％に上昇した。