ＧＳＩクレオスは値を消す、１０～１２月期営業利益３１％減

　ＧＳＩクレオス<8101.T>が後場終盤になって値を消している。午後２時ごろに発表した第３四半期累計（１８年４～１２月）連結決算は、売上高１０７６億６００万円（前年同期比７．５％増）、営業利益１４億５７００万円（同１．５％増）、純利益９億４５００万円（同８．０％減）となったが、１０～１２月期では３１．３％営業減益となっており、直近四半期の業績悪化を嫌気した売りが出ているようだ。

　繊維関連事業で、機能性の高い原糸・生地の海外販売が大きく増加した一方、婦人ファンデーションの取引が減少したほか、婦人ニット製品の輸入販売も減少し、セグメント利益が減益に転じたことが響いた。

　なお、１９年３月期通期業績予想は、売上高１３００億円（前期比２．８％減）、営業利益１５億円（同４．７％減）、純利益１０億円（同９．４％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS