悪いニュースは続きますね。。

せっかく上昇トレンドに。。。なったと思っていたのですが・・


ここで一度拾っておいてはと思います


丸紅（８００２）は前場、寄り付きの売り気配から６５円安の７１２円まで売られ急反落した。前週末２８日に発表した証券化商品などの評価損発生や、２９日に報道された同社の元嘱託２名が関連した「偽造保証書」事件を嫌い、売り先行となっている。証券化商品の評価損は、英国の資金運用子会社マルベニ・インターナショナル・ファイナンス（ＭＩＦ、ロンドン）の運用資産に発生するもので、同子会社は１９８４年に設立以来、丸紅の資金運用ビジネスにおける中核会社として安定的な資金運用収益を上げてきたが、サブプライム問題に端を発した急激な信用収縮の中、保有資産の時価が大きく下落、短期間の回復は困難であると判断し、関連損失の一括処理に踏み切り、１７６億円の損失を計上する。同損失は、今３月期純利益に１０７億円の影響があるが、１０月２６日に上方修正した３月期業績予想に変更はなく、純利益は１４５０億円（前期比２１％増）と連続の過去最高更新を見込んでいる。一方、偽造保証書事件は、同社の偽造保証書を使って投資を募り調達した約２４０億円が回収不能となっている事件で、同社は関与した元嘱託２名をすでに３月１０日に懲戒解雇しており、外資系証券会社の請求に対して一切の支払い義務がないとしている。株価は、原油、非鉄、穀物などの商品市況の高騰関連で今年１月の昨年来安値５５０円から再人気化、上場来高値１２１２円からの調整幅の半値戻しをクリアしたところである。前週末２８日の期末特有の「お化粧買い」の反動も加わり、一過性の悪材料にとどまるか下値で試すことになる。