遠藤製作所、今期経常を59％上方修正、配当も3円増額

　遠藤製作所 <7841> [ＪＱ] が11月9日大引け後(15:30)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は13.7億円の黒字(前年同期は0.7億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の11億円→17.5億円(前期は0.6億円)に59.1％上方修正し、増益率が17倍→27倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.9億円→8.4億円(前年同期は3.8億円)に4.4倍増額し、一転して2.2倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→15円(前期は12円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比95.8％増の4.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の11.0％→15.8％に大幅上昇した。

株探ニュース