サンオータスが一時Ｓ安、顧客獲得競争激化で第１四半期は営業赤字拡大

　サンオータス<7623.T>が急落し、一時ストップ安の３７１円に売られている。１３日取引終了後に発表した第１四半期（５～７月）連結決算が、売上高７０億６４００万円（前年同期比０．３％増）、営業損益は１億６１００万円の赤字（前年同期６９００万円の赤字）、最終損益は２億３００万円の赤字（同８４００万円の赤字）となり、営業赤字幅が拡大したことが嫌気されている。

　ＢＭＷ、プジョー、ジープの輸入車正規ディーラーなどを展開するカービジネス部門で、引き続き輸入車ブランド間による顧客獲得競争の激化で販売台数・販売額ともに伸び悩んだことが響いた。

　なお、１９年４月期通期業績予想は、売上高３１０億円（前期比３．０％増）、営業利益１億８０００万円（同１６．９％増）、最終利益９０００万円（同２．２倍）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS