ブレーキ、4-12月期(3Q累計)経常は60％減益で着地

　曙ブレーキ工業 <7238> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比59.7％減の11億円に大きく落ち込み、通期計画の23億円に対する進捗率は48.1％にとどまり、5年平均の68.8％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は11.9億円の黒字(前年同期は4.9億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は0.4億円の赤字(前年同期は21.6億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業利益率は前年同期の0.9％→2.9％に改善した。

株探ニュース