新明和、今期経常を6％上方修正

　新明和工業 <7224> [東証Ｐ] が2月2日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.6％減の67.2億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の82億円→87億円(前期は118億円)に6.1％上方修正し、減益率が30.6％減→26.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の40.3億円→45.3億円(前年同期は71.2億円)に12.4％増額し、減益率が43.4％減→36.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比19.6％減の25.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の4.9％→4.9％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース