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三菱自動車工業のニュース
三菱自は底堅い、業績悪・減配も大幅売り長で信用需給良好
三菱自動車<7211.T>は底堅い。同社が前日取引時間中に発表した17年3月期の連結業績予想は、売上高が1兆9100億円(前期比15.8%減)、営業利益250億(同81.9%減)、最終損益1450億円の赤字(前期実績は725億7500万円の黒字)と厳しい内容だった。
これは燃費偽装問題の影響で国内販売が不振に陥っているほか、顧客やメーカーへの補償金による大幅な損失の計上が反映されるため。営業利益段階で550億円のマイナス効果となり、最終損益では1500億円の特別損失が足を引っ張る。取引終了後には、これまで未定としていた17年3月期の年間配当予想を10円(中間期末5円、期末5円)にすると発表した。前期実績は年16円で6円の大幅減配となる。
しかし、株価面では事前にある程度業績悪を織り込んでいたことや、同日付で発表された複数の国内外証券の投資判断では、目標株価引き上げに動いた野村証のほか、概ねネガティブな評価は見られず、改めて売り込む動きはみられない。信用取組が大幅に売り長で信用倍率が0.4倍と売り方の買い戻し余地を内包していたことも頑強な株価の背景となっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
これは燃費偽装問題の影響で国内販売が不振に陥っているほか、顧客やメーカーへの補償金による大幅な損失の計上が反映されるため。営業利益段階で550億円のマイナス効果となり、最終損益では1500億円の特別損失が足を引っ張る。取引終了後には、これまで未定としていた17年3月期の年間配当予想を10円(中間期末5円、期末5円)にすると発表した。前期実績は年16円で6円の大幅減配となる。
しかし、株価面では事前にある程度業績悪を織り込んでいたことや、同日付で発表された複数の国内外証券の投資判断では、目標株価引き上げに動いた野村証のほか、概ねネガティブな評価は見られず、改めて売り込む動きはみられない。信用取組が大幅に売り長で信用倍率が0.4倍と売り方の買い戻し余地を内包していたことも頑強な株価の背景となっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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