共和電、前期経常を一転23％減益に下方修正

　共和電業 <6853> [東証Ｐ] が2月6日大引け後(15:10)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の10億円→7.5億円(前の期は9.7億円)に24.7％下方修正し、一転して22.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.9億円→2.4億円(前年同期は4.3億円)に49.8％減額し、一転して42.5％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症等による電子部品等の入手困難に伴う生産遅延により通期の業績予想を下回る見込です。　利益につきましては、原価がコロナ禍をピークとして改善が見られ始める一方で、行動制限解除を受けて展示会への出展再開をはじめ活動促進をはかった結果販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は通期の業績予想を下回る見込です。経常利益、当期純利益につきましても、受取配当金および為替差益の増加がありましたが、いずれの利益も通期の業績予想を下回る見込です。