コスモス、前期経常を42％上方修正・18期ぶり最高益更新へ

　東京コスモス電機 <6772> [東証Ｓ] が4月21日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の6億円→8億5000万円(前の期は2億0100万円)に41.7％上方修正し、増益率が3.0倍→4.2倍に拡大し、18期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8000万円→3億3000万円(前年同期は3億5900万円)に4.1倍増額し、減益率が77.7％減→8.1％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年11月11日時点で公表しました「2022年３月期　通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」につきまして、当社グループの決算業務が進行したことから、本日、業績予想の修正を実施いたします。【1】売上高の上方修正理由　当社グループの売上高は、年度末にかけて在外子会社を中心に、想定より販売が大幅に増加いたしました。【2】利益の改善理由　第３四半期以降も販売実績が好調であり、売上高が大幅に増加しました、固定費の削減及び一部製品の価格を改定したことにより営業利益が改善されました。また、年度末にかけて急速に円安が進行したこともあり、為替損益の改善も経常利益の増加に寄与しました。(注)上記の予想は、現在入手可能な情報に基づき当社の経営者が合理的と判断したものです。実際の業績は、本資料の予想とは異なることがありうることを予めご理解ください。