ミツミ電が３日続伸、スマホ向け部品が業績回復を牽引、１３勝１敗の戻り足光る

　ミツミ電機<6767.T>が３日続伸。１０月末を境に戻り足鮮烈、きょうまでの１４営業日で前日比マイナスだった日はわずかに１日のみという強調ぶり。中国ではＬＴＥサービスの開始などに伴いスマートフォン普及の第２ステージに入っており、これまでの低価格帯のローエンド機種からミドルエンド機種への需要シフトが一段と速まる方向にある。そのなか同社は、スマートフォン向け動画撮影用手振れ防止部品（アクチュエーター）ではアルプス電気<6770.T>と双璧であり、今後も中国市場向けを中心に収益急改善を牽引しそうだ。また、中国では市場の拡大と合わせスマホメーカーなどからの納期短縮に対するニーズが高まっており、同社はスマホ向け半導体の主力デバイスの納期を４分の１にする技術を開発、こうした需要に対応している。

ミツミ電の株価は１４時４０分現在９４９円（△２６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）