正興電、上期経常は16％増益で上振れ着地

　正興電機製作所 <6653> [東証Ｐ] が7月26日大引け後(16:30)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比15.9％増の9.4億円に伸び、従来予想の8.2億円を上回って着地。
　通期計画の20.5億円に対する進捗率は46.2％となり、5年平均の47.2％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比38.8％増の11億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比88.1％増の2.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.0％→3.2％に改善した。

株探ニュース