船場、前期経常を68％上方修正

　船場 <6540> が1月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→4.2億円(前の期は13.2億円)に68.0％上方修正し、減益率が81.2％減→68.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.8億円の赤字→1.1億円の赤字(前年同期は7.7億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、概ね計画とおりに推移しておりますが、前回予想を僅かに下回る見込みです。利益面については、原価低減への継続した取り組みや、デジタル・トランスフォーメーションによる効率化の推進、経費の圧縮等が粗利率の改善及び収益性の向上に寄与したこと、また、投資有価証券売却益の発生もあり、各利益において想定しておりました数値を上回る見込みとなりましたので、通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。（注）上記の業績予想数値につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想値と異なる可能性がありますので、ご承知おきください。