サムコが４日続伸、１８年７月期は黒字転換で増配見通し

　サムコ<6387.T>が４日続伸。前週末８日の取引終了後、１８年７月期の単独業績予想を発表し、売上高４５億円（前期比４４．０％増）、営業利益３億７５００万円（前期２億７９００万円の赤字）、最終利益３億１５００万円（同２億６５００万円の赤字）と黒字転換を見込んでいることに加え、年間配当を前期比５円増の２０円にするとしたことが好感されているようだ。

　オプトエレクトロニクス分野で通信系レーザー用途、電子部品分野で各種センサー用途の商談が増加していることに加えて、実装・表面処理分野では新規投入したアクアプラズマを重点商品として販売し、業績拡大を図る方針だ。

　なお、１７年７月期決算は、売上高３１億２４００万円（前の期比４１．５％減）、営業損益２億７９００万円の赤字（前の期７億４４００万円の黒字）、最終損益２億６５００万円の赤字（同３億４８００万円の黒字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）