トーヨーカネツ <6369> [東証Ｐ] が8月9日大引け後(16:30)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は14.4億円の黒字(前年同期は2.3億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の3.5億円→19億円(前年同期は8.7億円)に5.4倍上方修正し、一転して2.2倍増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の37億円→41億円(前期は35.7億円)に10.8％上方修正し、増益率が3.4％増→14.6％増に拡大する見通しとなった。

　同時に、従来無配としていた今期の上期配当を50円(前年同期は無配)実施するとし、下期配当は従来計画の163円→132円に修正した。年間配当は従来計画の163円→182円(前期は229円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-4.5％→9.3％に急改善した。