2008年４―12月期の連結最終損益は117億円の赤字（前年同期は195億円の赤字）だった。半導体市況の下落でメーカーからの受注が減少し、精密・電子部門が不振だったことなどが響いた。売上高は前年同期比６％減の3322億円、営業損益は44億円の赤字（前年同期は48億円の赤字）となった。エンジニアリング部門は減収に加え、ドイツの廃棄物発電プラント事業で追加コストが発生した。風水力事業は好調だったものの、精密・電子とエンジニアリング両部門の不振を補えなかった。newsミミ




2009年３月期の連結最終損益が170億円の赤字（前期は76億円の黒字）になりそうだと発表した。従来予想は損益トントンだった。顧客が設備投資を抑制したことで、半導体製造装置の出荷が減り、精密・電子事業は営業赤字に転落する見込み。ドイツの廃棄物発電プラントの工期が遅れ、工事損失引当金を計上したことで、エンジニアリング事業も採算が悪化する。従来予想で7.5円としていた年間配当は無配（前期は7.5円）に修正したnewsミミ